(1枚目はAI生成画像です)
ナイフを突きつけられて、こんなにおとなしい鹿はおりません・・・。
猟期の準備:高騰するコストと、若手ハンターの負担について思うこと
こんにちは。
いよいよ猟期に向けた準備を進める時期になりました。ハンターの皆さん、今年の弾の確保や装備の点検はお済みでしょうか。
私も先日、今季分の弾を作りました。一発一発、安全に細心の注意を払いながら火薬を詰め、弾頭をセットしていく――この地道な作業も、猟期が近づいてきた高揚感を高めてくれる大切なプロセスです。
しかし、この作業をしながら最近強く感じるのは、狩猟を取り巻くコストの大きな変化です。
上がり続ける火薬・実包の価格と、若手への負担

ここ数年、世界的な原材料費の高騰や円安の影響などもあり、火薬類や実包の値段は上がる一方です。昔と比べると、「撃つためのコスト」は文字通り桁違いになっています。
ベテランハンターであれば、経験値を積むなかで射撃の精度も上がり、無駄弾を撃つことは少ないかもしれません。しかし、これから経験を積もうという若い世代や、新しく狩猟の世界に飛び込んできたルーキーたちにとって、このコストは非常に重い負担です。
技術を向上させるためには、射撃場に通って場数を踏むことが不可欠ですが、「練習用の実包代」や「火薬代」を考えると、気軽に数を撃つことが難しくなっています。
狩猟人口の高齢化が進む中、若い人たちに定着してもらい、技術を継承していくためには、この経済的なハードルは決して小さくない問題だと感じています。
撃つコスト」を抑える技術・運用の工夫

リロード(自家製弾)の効率化と情報共有: 火薬・プライマー・弾頭のバラ買いや、安全を担保した上での効率的なリロード技術は引き続き有効です。初期費用(当時8万円くらい)は高くつきますが、そのあとは作れば作るほど1発当たりの単価が安くなってきます。ちなみに私は鉛を溶かして弾頭も造りました。
私は1年目からリロードしていたので、現在の価格を知らなかったのですが、種類にもよりますがサボット弾は「約1,400円/1発」するそうです(-_-;)
私が狩猟を始めた十数年前に、「約600円/1発」と言われてとても無理だと思いリロードを始めたのですが、ライフルを所持したくてハーフライフルを選択したので、製作期間は10年とし、10年後には100円まで価格を下げられる計算でした。今はその倍以上・・・、それでも200円です。それならできると思いませんか?
とはいえいきなりリロードはハードルが高いですよね。火薬は火を近づけなければ大丈夫ですが、プライマーはどの程度の衝撃から破裂するのか?
不発の時シェルに装着したプライマーを抜くことはできるのか?知らないことだらけです。
だからこそ?沼るのです(笑)
夢中どころじゃありません。沼です。
おじさん達が精度を追及して金を使うのです(笑)
そうした経験を奥様達に話しても、理解を得ることができず、職場の同僚に話しても変人を見るような目で冷たくみられるので、リロードに興味がでたら近くにいるハンドローダーに声をかけてみてください。10万円の価値のある話を無料で永遠に話しだしますから( ´∀` )
今後はベテランから若手への「知恵の共有ネットワーク」をより強固にすることが重要ですね。
車両事情の厳しさ:新車も中古車も高騰
さらに頭が痛いのが、猟に欠かせない「足(車)」の問題です。
山深い林道を走り、泥や枝で車体を擦りながら獲物を運ぶため、ハンターにとって車は単なる移動手段ではなく、まさに「相棒」であり「消耗品」でもあります。以前なら、多少古くてタフな四駆や軽トラを「猟用」として手頃な価格で手に入れることができました。
しかし、近年の半導体不足や物流の乱れ、アウトドアブームなども相まって、新車だけでなく中古車の価格も高騰しています。 「山用に一台、少しヤレた四駆を増車しよう」といった気軽さが失われ、維持費や車両代の負担は、これから狩猟を始めようとする人たちの大きな壁になっています。
それでも準備を進める理由
火薬代が高くなり、車を維持するのも一苦労。決して楽ではない状況が続いていますが、それでも私たちが山に向かうのは、自然と向き合い、命をいただくという狩猟本来のロマンや、それに付随した地域社会への貢献(鳥獣被害対策)という大切な役割があるからに他なりません。
コスト面の厳しさはありますが、知恵を絞り、道具を大切に手入れしながら、今年も安全第一で猟期を迎えたいものです。
これから猟期を迎える全国のハンターの皆さん、今シーズンも安全狩猟で良い出会いがありますように。






